9月28日 反省文

反省として書き残しておく。

最近、仕事でサーモカメラを借りまくっている。いまサーモカメラ探してます〜というとだいたいの会社がデモ機を貸してくれるのである。せこい弊社なので、説明会に合わせて借りて、試すという名目でまあほぼほぼ実戦に投入しているわけです。せこいね！

で、ここのところ毎週のようにいろんな会社からタダでサーモカメラを借りているんだけど、いまのところすべての会社が、二人組でサーモカメラを持って弊社へ訪れる。一人は営業で、一人はメーカーの方、という組み合わせ。営業がお金の話やらサービスの話やらをしてくれて、メーカーの方が機械の説明をしてくれる、という感じで、例に漏れず今日もその二人組に来ていただいていた。

ただ今日のメーカーの方はやや日本語が片言だった。片言っていっても発音に違和感があるだけで、文法は間違っていないから通じる。ほかの会社のメーカーの方々と同じように、機械に関する質問に対してこちらの意図を汲んで返答してくれた。機械の使い方がかんたんか、なんもわからんやつにもさわれてちゃんと扱えるかどうか、他社製品と比べてどう違うのか、ほかにどういういいところがあるのか、メーカーの方の話を聞くことはとてもだいじだ。彼の話のなかには知りたい情報が必要分だけ揃えられていて不足はなかった。

だというのに営業は「実際に導入される際には日本人が説明に来ますんで」「マニュアルは日本語でついてますんで」など、にやにやしながら発する言葉が差別発言ばかり。あげく「彼は帰化してるんで」とこっちが聞いてもないことまで言っていた。

えっ、なんでわざわざそんなこと言う？？？？？

それがこちらにとってプラスの情報になりうると本気で思って言っているのか？差別だという自覚がない？身内を公然と貶めていることを理解できていないの？わたしにその発言の意図はまったくわからないけど、もし万が一そういう冗談なのだとしたらますます最悪なんだけど。なにしに来たの？

それは差別ですよと言えたらよかったのに、わたしは今日顧客という強い立場を使ってものを言うことができたのに、言えなかった。その場の空気で流してしまった。ものすごく後悔してる。

今日のサーモカメラはたぶん導入しないけど(人間性の問題ではなく性能がこちらの要望にそぐわない)、もっかい呼びたい。あーーー、言えばよかった。反省。反射神経ってほんとうにだいじだと思う。つぎは絶対言う。言えるようになりたい。わたしは鈍くて、そうと気づけることも少ない。鋭くなりたいとはまだあまり思えないから、気づいたときには確実に仕留めたい。悔しい。寝る。

今日はかわいい入浴剤をつかった。中にフィギュアが入っていて、ぞうからいおんがいいなと思って買ったけどかばだった。かば、イソジンの隣にならべたらイソジンのキャラクターみたいになった。しばらく並べておく。