6月3日 水曜日

仕事でポリエチレン手袋3万枚を購入してほしいと頼まれた。3万枚。何につかうのか、本当に必要なのか、他のもので代用できないのか、本当に必要なのか、と何回も聞いた上であちこちの業者さんに連絡したり見積もり取ったり、予算を大幅にオーバーしたりして結局買った。3万枚。上司いわく「1日に1,200枚使うから1か月で3万枚は使う」とのことで「ふ〜ん…そうなんだ…」と思いながらも買った。どういう計算なんだ、と思ったけど相手は計算のプロなので計算あまあまのあまのわたしはなにも言えなかった。またいまこの時点で3万枚のポリエチレン手袋が必要か否かの判断ができるひとなんていない。必要になるかもしれないとは言えるけど不必要と言い切ることはできないので。ならもうどうにでもなれ、あとは言われるがままです。「言われたことを言われた通りやる」はあまり得意でないけど今日はわたしにしてはかなり従順だった。在庫があって、納期を守れて予算内に収まる商品をきちんとみつけて、無事発注。つい「在庫あってよかった〜!」「残業がんばった甲斐あった〜!」と思ってしまった。こういう達成感、覚えたくない。

急ぎだからこそいつもより丁寧な根回しと連絡・相談。はー今日はいい仕事したなと自己満足に浸りながら帰宅してすぐに「3万枚もいる………………?」の気持ちになった。絶対いらねえ。