6月4日 木曜日

仕事で「『廊下』は『部屋』に含まれるのか?」について考えていた。含まれようが含まれまいがどっちでもいいんだけど、それをわたしが決めていいわけではなかったので、判断を仰いでいる少しの時間で考えた。

わたしが咄嗟に思いついた「部屋」の定義は「4辺以上の壁で囲まれているかいないか」だ。でもこの定義だと、そのときわたしが部屋として数えていた部屋が、部屋でなくなってしまう可能性があった。部屋なのに壁がないから。だだっ広いスペースをパーテーションで区切ったような、わたしはあれを部屋とは呼ばない。「スペース」が限界だと思う。

しかし仕事の都合上、あの部屋を部屋に数えないわけにはいかない。ので今度は「壁」の定義を曖昧にしてやろうとしたところで仕事に戻った。その後、仕事上では廊下は部屋には含まないことになった。

 

帰宅してから、一連の流れを母に話したら「ドアがあるかないかじゃない?」と言われた。たしかに…と思った。敗北感。