6月26日 Mr.CHEESSECAKEとDOORS

Mr.CHEESSECAKEの期間限定フレーバー、ロイヤルジャスミンを買った。

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ブレてる写真しかない。

ひとつ5千円近くする。ふたつ買って、ひとつは6月生まれの多い近所の親戚の家に持っていった。

冷凍、半解凍、全解凍で食感が変わるため1日チーズケーキの溶け具合のことを考えて過ごした。

桃の匂いとチーズの酸味、口で溶ける半解凍がいちばんおいしかった。ふわふわの全解凍もおいしい。

 

夕方に伊藤万理華ちゃんの出ている舞台DOORSを観た。万理華ちゃんは、感情の剥き出しの演技がほんとうによくて、あの役を万理華ちゃんに演じてほしいひとの気持ちがよくわかるなと思った。

 

あらすじは、挫折した元女優の母と優等生の娘・真知が、ひょんなことから自宅の納戸がパラレルワールドに繋がる扉であることを発見する、という話。万理華ちゃんは、真知の友達の理々子役。理々子は芸能界に憧れていて、女優の娘の真知が気に食わない。ふたりは犬猿の仲。

物語は真知の母が、理々子の父を殴ったところから始まる。酔った勢いで人に手を上げる、窓から大きな声で近所の人を罵倒する、などろくでもない真知の母親が、パラレルワールドでは真逆の性格になっていて真面目に役場で働いている。次第に、真知や理々子も、ふたりを取り巻く人々も、パラレルワールドではまったくちがう人生をそれぞれ歩んでいることがわかる。優等生の真知はアイドルを志望しているし、芸能界を目指していた理々子は真知の大親友で真知を応援している。

そうこうしているうちにパラレルワールドにいる真知たちもこちらの世界の存在に気づき、アイドルになりたいパラレル真知は女優の娘という肩書き欲しさに入れ替わりを画策しようとしはじめて……!?

 

という内容。だいぶ世界が混線するうえに狙って「あれ?いまどっちの世界?」と思わせる演出が入ってくるため、役者さんの「こちらの世界」と「パラレルワールド」のくっきりとした、あるいは曖昧な演じ分けのすごみがびしばし伝わってくる。全員が「同一人物なのに全然ちがうひと」という不思議な一人二役を担うなかで、特に真知役の奈緒ちゃんがほんとうによかった。

 

ねむたくなってしまった、ここまで。面白かった。いい舞台でした。