5月24日 日曜日

昨日の日記を休んでしまったのでまとめて書く。昨日は初めて自転車通勤をした。行きは弟と、帰りはひとりで。行きは弟のおかげでまったく迷わなかった。自転車での通勤ルートは八割田んぼ道だった。自分の通勤というわけでもないのにわざわざ事前に下見に行き、ガイドまでしてくれた弟は、わたしがなるべく速く安全に通勤できるよういろいろな道を提案してくれたけれども「この道を使うと十五分短縮できるけど転ぶと確実に田んぼに落ちるので大幅なタイムロスになる」などあくまで通勤時間の短縮を目指していて、次元の違いを強く感じた。帰りは舗装された道ばかり選んだので行きより三十分ほど多く時間がかかった。あと行きの道を普通に覚えられなかった。月曜日にもう一度トライするのでそれで覚えきりたい。

今日は一日中小説を書いていた。小説は一度書くと、いろいろ書ききれなかったことに対する後悔ややり直したい気持ち、次はうまくできる気がする、という小説を書くことに対する暗いモチベーションが湧く。ので、書いてしまう。書く必要がないなら書かないでいられたらいいのになあ、と思う反面で、書けなかったことに対する謎の焦りは募るので、やっぱり書くことが好きなのかもしれない、とも思う。うまくは書けないけど、言葉をえらんでこねくりまわして、気に入る表現にする工程はきらいじゃない。