2月9日 🥺

職場で泣いてしまった。職場で泣くのはたいてい自己嫌悪のせいで、あまり他人になにか言われたからとか理不尽な目に遭ったとかいうことはない。

しかし今日は「いま泣けそうだな、泣いてこの話が終わるなら泣いてみようかな」と思った。

 

まじでしょうもない話で、毎年3月上旬提出の書類を2月末までに出してほしい、ってお願いをしたら「いつもは3月上旬じゃないですか」と文句を言われた。

文句を言われるのはまあともかく、それが本当にただの文句だったことに困ってしまった。もし仮に「2月末までに提出は無理です、できません」と言われていたら「わかりました」で終わる話だったんだけど「できますがやりません」と言われてしまった。だっていつも3月上旬提出だから。

でもわたしも早く提出してほしくてお願いをしているのに「やりません」と言われてしまうと、そりゃあ「えっ…?できるのにやらないんですか……?」としか返せない。

 

なかなか話が噛み合わず、なんだか目がうるうるして泣けそうな感じだし、泣いたら終わるかなと思って泣いてみた。無事に終わった。上司の仲介で「その書類は3月でもいいよ〜」ということになった。まあその程度の書類だ。釈然としない。

わたしにとっていちばんラクで最短な解決を得ることができたのに、泣いて終わるぐらいのしょぼい話なのに、この話を泣いて終わらせたことに対するうしろめたさはいったいなんだろう。相手にわたしの話を聞く気がないのも、わたしにだからああいう言い方をしたのもわかっていた。だから「話をしない」というのはそれなりにわるくない判断のはずなのに「ちゃんと話し合う」を選ばなかったことに、どうしてわたしがうしろめたい気持ちにならなければいけないんだろう?